5年ほど前に一人暮らしを始め、家賃の安い家具家電付きのアパートに引っ越しました。
そのアパートは壁紙がステキだとかでよくCMしてあるあの大手のアパート。確かに内装は一人暮らし向きだなと思うくらいスッキリしていました。
しかしキッチンが面白いくらい小さい。食器受けなんて絶対に置けないし、水道の蛇口が妙に長いので洗いものが大変でした。
家具家電付きだから文句は言えないんですが、冷蔵庫も小さい。いくら一人暮らしだからって買い溜めしたものがあまり入らないというのはツラい話です。
しかし念願の一人暮らし。少しでも我慢して楽しもうじゃないかと思っていました。

それなのに綻びのようなものは突然前触れもなく起きるものです。
私の住んでいた部屋は2階の角部屋でした。窓も大きなのが1つついているので開けてみたら、少し先にお墓が見えたんです。
確認しなかった私が悪いのですが、この光景はさすがに厳しいものがありました。
そして川沿いなためか、やたらと風が強く、外に洗濯物が干せないのです。
だからお風呂場についた乾燥機に頼る毎日。電気代節約を心に決めていただけにかなりの痛手を負いました。

それだけならまだいいのですが隣との壁が薄いらしく、お互いに生活音が丸聞こえなのです。
ちょっとしたものを落としたり、ドアの開け閉め、トイレを流す音など四六時中聞こえます。
そしてもともとマンスリーで入っている方が多いアパートだったようで、気づけば誰かが出て行き、翌日には新しい人が入ってくるというような妙なこともよく怒っていました。
昨日まで挨拶してた人がもういなくなってるんです。かわりに知らないおじさんが入っていて驚いたなんてこともよくありました。
私が住んでいた2年間で、お隣さんが10人以上変わりました。出会いも別れもないまま、音だけでそれがわかっちゃうんだから不思議な話です。

近所には居酒屋さんやスナックなどもあり、夜中にアパートの近所に車を停めた人がギャーギャー騒いで通報されたり、暴走族が走り回って夜中眠れなくなったりなんてこともありました。
夏は暑いし(角部屋なので日当たり良好)、冬は恐ろしいくらい寒い。エアコン完備なのですが3時間で切れるように設定がしてあり、夏の夜は地獄でした。
今でもなぜ3時間に設定してあったのかわかりません。

2年契約と共に結婚の話が出たので一軒家に引っ越すことになりましたが、一度アパートのような住居を離れると戻りたいとは思わなくなってしまいますね。
しかし貴重な経験が出来たのかなと思えば、楽しかったとも言えます。
一つ言えることは、アパート選びは慎重にということですね。
中をしっかり見て話をいろいろ聞いてみることが大切だと思います。

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